モ〇レは女の嫉妬を救う
今日、飲み会がありました。
お遊びではなく、懇親会と名付けられたものなので、出会い目的などではありません。
そこでね、あ~いいなあーと思った男の子がいたのですよ。
かっこいいな~程度じゃなくてね、ぴーんと来る感じ。ど真ん中だなー的なね。
でもその子、他の女性と仲良くなっていい感じになってしまったんですよね~。
初対面なのに小さな嫉妬をしてしまって私って単純で心の狭いつまらない女だな~と思いました。
このようなときに抱く、嫉妬という感情ほど重く迷惑で醜いものはないです。
しかしながら、最もコントロールしづらい感情のひとつでもあると思います。
じんわりと汚いものが胸に広がっていく感覚、大嫌いです。
でも、勝手にそうなってしまうんですよね。
嫉妬や、他に何か男の子に辛い気持ちにさせられたとき、私が何をするかと言いますとね。
その人を、モ〇レします。
たとえば普通の女の子が浮気されたとします、そしたらその相手の女にあたるとか、ひたすら泣くとか、男を責めるとか、そのへんがたいがいかな~と思いますが。
脳内でモブ〇するのです。しかも複数です。
(不特定多数の男(モブ)に〇〇プさせられる妄想をするということ)
はい、引きましたね。初っ端からどぎついのきちゃいました。
好きな男を、犯すわけです。
一般的に最低最悪な行為として犯罪であるそれ。
一対一ですが私も痴漢の経験があります。
自分より力が強く、大きく、立場もある男という圧倒的な生物に、ただ消費されるのは、あまりにも大きな傷で、完全に忘れるまで八年近くはかかりました。そんなにひどいものではありませんでしたが。
なので、心からそういう行為は憎んでいますし、あってはいけないものだと思っています。
しかしなぜでしょう。
世の中のエロコンテンツというものの中で、男性向けであれ、女性向けであれ、一般的な実写のAVであれ、腐女子漫画であれ、
確立している確かなジャンルのひとつであります。
圧倒的屈辱であり、精神も肉体もボロボロになり、恐怖で生きることが辛くなるほどの、経験を、
性犯罪を行う側であることが多い男という生き物に受け手として与えること。
それが好きな男であるということは、ひどく、興奮するものです。
相手が女では意味がありません、それではただのハーレムですから。
わたしは、男というものに対して
非常に羨望的な性欲と
性的搾取により陥れてしまいたいというどす黒い憎しみ
が根本的にあるのだと思います。
男という生き物はあまりに恵まれています。
だって、女は、生まれたときから、生きているというだけで、性を売っているのです。
スカートをはいているだけ、髪をかきあげただけ、お酒を飲んでいるだけ…
日常の選択すべて、男に値踏みされ、消費されます。
その女に生まれたわたしは、男が憎くて憎くてしょうがない。
同時に、それでも性欲を抱いてしまう
好きになってしまう
愛してしまう
悔しさと、あこがれ。
それが、このような想像に導くわけです。
これ以上ないほどに蔑み貶める。
そうして、私はdeleteのボタンを押します。
失恋は早いほうがいい。時間が経てば経つほど、好きになり苦しくなります。
好きになる前に、なかったことにする。
実際に相手を傷つけたり、困らせたりすることはないのです。
自己防衛のために罵声を浴びせる女より、よっぽど美しいと思いますのよ。