立体音響オナニーのすすめ
まるで海にいるよう【体感的、立体音響】【超高音質】 - YouTube
映画やテーマパークでおなじみの、立体音響。本当に自分の遠く、背後、隣と、距離があるように聞こえる、天才的な発明。ヘッドフォンで聴くと、それは更にリアルさを増します。
この立体音響を使って、作られた18禁CDがすごいんです。
本当にすごい。
声優がエロボイスを耳元でささやいてくれて、そこにSE(効果音)が入ったドラマ、つまり対自分の疑似セックスドラマなんですけど。
ここ最近急速に市場が拡大しているのも頷ける。
たとえば今まで、対自分のエロドラマと言うと、いわゆるギャルゲー、エロゲー、乙女ゲーと呼ばれるものがあります。
音に臨場感があるからか、今までのゲームの類とは脚本のリアルさが違う。
息を吐く音が聞こえると本当に息を吐かれているみたいなんですね。
もちろん脚本にもよりますが。
私はもはや、これが本物のセックスだと思いました。
ちゃんとメイクラブだから。
猟奇的だったり暴力的なものもあるので、それは例外ですが。
心から愛され求められるドラマが多いんです。
女は感情で欲情する生き物。シチュエーションに興奮することはあれど、絶対的な信頼と愛の前にはそんなもの敵わない。女という性別として消費されるのではなく、個人を求められることが、同時に求めろと言われることが、どれだけ嬉しく、また現実にはないことか。
日本の男は女を見下していて、きちんとメイクラブができないから外人の男とセックスをしなさい。ちゃんと愛を育んでくれるからと、敬愛する先生に言われたとき、悲しくも頷くことしかできなかったのです。
日本の男の性欲は女を見下すことからスタートしている。
それは日本のエロコンテンツが提供しているものを見れば説明できます。
漫画もAVも実際の色恋もそうです。男からしたら無意識かもしれない。でも女は傷ついている。傷つくどころか、もう悲しいという感覚すら麻痺している。
コンビニに入れば顔を赤らめて虚ろな目で、白い液体をかぶってこちらを見ている可愛い女の子たち。
電車に乗れば暴力的な活字に煽られた、ビキニを着たアイドルたち。
その子の感情も知らずに、あいつは簡単にやれそうだからキープ、やれたから飽きたとのうのうとのたまう男たち。
こんなものが当たり前に日常にある。性別そのものを蔑まれることに疑問を抱く余地すらない。
もちろん男だってちゃんと愛して恋します。結婚もするし子供を育てる。しかしその真剣な純粋さの横に、あまりに暴力的な性欲もある。一対一の人間関係を築くとき、前者になれず後者に当てはめられるかわいそうな女がなんと多いのか。
そして女は絶対的に愛することができ、愛したぶんだけ返してくれる人に落ちていく。ジャニ、韓流と実在するタレントや、ホスト、二次元のキャラクターに。
セックスのうまさはテクや経験が理由ではない。どれだけ心から思い合っているか。相手を思いやり尽くせるか。
これにつきると思っています。
想われることで濡れるんです。
盛り上がりだけの時とは濡れ方が違う。
物理的な刺激なんかいらない、声と言葉と感情だけでいいくらい。
女性向けAVが日の目を浴び始め、女の性欲もオープンになってきた昨今、きっと明るみに出るのではないでしょうか。
電気を消して、目を閉じて想像して、寝る前に聞く。心もからだも溶けてとても満たされます。早く必要なくなればいいんですけどね。精神年齢の高い恋愛をしたいものです。