マザーテレサになりたかった

ADHD,うつ,HSP,パンセクシャル,ポリアモリー,一児の母,毒親育ち。生きづらいのフルコース。なんとか楽しく自己肯定感上げてきたいね。口が悪いです。

恋愛にテクニックは不要だと思う理由

【結論】恋愛にテクニックはいらない

こうすればモテる・恋人できる・恋愛うまくいく。そんな「恋愛のテクニック」は、ネットや雑誌、ハウツー本や、最近ではYouTubeにもあふれかえっている。見聞きしてみると、いろんな心理学や脳科学などを根拠にしており、確かに的を得ているし、間違ったことをそれっぽく垂れ流しているわけではない。しかし、私はこれに警鐘を鳴らしたい。テクニックを使ってうまくいくどころか、不幸になる可能性もあると。

 

 

なぜ恋愛にテクニックが不要なのか

 

①テクニックを使っていることがバレると低く見積もられる

こういうテクニックが効くぞ!って拡散されたりみんなが知っていくと、使っているなと気づかれたときに低く見積もられる。特にモテる人はライバルが多いので、AさんもBさんもCさんも同じテクニックを使っているかもしれない。「こいつ俺のこと好きなんだな」と悟られた瞬間、その恋愛は負け戦になる。男という人類は、狩猟をして生きてきた生き物。すでに手中に落ちている女には興味がないどころか、「簡単にやれる要員」にフォルダ分けされる。
 

②テクニックを使っていることがバレると警戒される

好意や下心がばれると身構えられたり避けられたりする。特に女性こそ、好きでもない人の好意を察知して避けた経験があるはず。一度線を引かれたら、スタートラインにすら立てない。

 

③テクニックで消耗する

そもそも気になってる人とか好きな人と話したりデートしてるときは緊張する。普段の自分とは違う、緊張状態にある中で、テクニックを駆使する難易度はべらぼうに高い。このテクニック使うぞと決意をしていても、実際舞い上がっちゃって頭の中真っ白になって、話せたあとに我に返って「なんでこのテクニック使えなかったのかなあ」「うまく話せなかったなあ」と後悔が生まれる。好きな人とせっかく話せてるのにその場を100%楽しめないのもったいないし、その地に足がついてない態度は伝わる。相手に違和感を与える。なのにデートの後のLINEで「楽しかったね☆また話そう♪」なんて来たら、なんだこいつと思われる。

 

まとめ

確かにある程度の知識を備えておくと初期の恋愛がうまくいく可能性は上がるが、関係が継続するとテクニックが使えなくなってくる。「状態を維持するため」にはテクニックは使えないのだ。会う機会が増えたり同居したり結婚したりして一緒にいる時間が長くなると、その時間ずっとテクニック使うのはしんどい。できれば関係が続いても、自分を飾らなくても相手とずっと仲良くし続けられる知識やスタンス、人間性を身に着けたほうがいい。 

 テクニック頼みの、やった人数勲章系を気にしている暇などないし、そんな薄っぺらく成り下がるな。私たちはお互いを分かり合いたいのだ。この人なら自分を受け入れてくれるはず、と安心したうえで、好きでいることを許されたい。「私はこの人を好きでいていいし、この人も私を好きなのだ」その安心感が、セックスにおける最大の幸福だと信じている。